毎週15分で『今週の優先10社』を決める:フルリモート営業代行の簡易スコアリング

小規模・フルリモートの営業代行チームでは「追客すべき案件が多すぎて、結局“目の前の順”で動いてしまう」問題が起きがちです。そこで今回は、毎週15分で『今週の優先10社』を決めるための、シンプルなスコアリングと運用ルールをまとめます。

目次

このやり方で解決したいこと(現場の事故)

  • 温度感が高いのに「次回連絡日」が未設定で放置される
  • 担当者Aの“感覚”で優先順位が変わり、引き継ぎが効かない
  • 「今週やるべき10件」が決まっておらず、朝会が数字読み上げで終わる

前提:優先順位は「期待値」ではなく「次アクションの決まりやすさ」で決める

“売れそう”を当てにいくと属人化します。小チームでは、まず次アクションが具体化できる相手を上に置く方が運用が安定します(ヒアリングの結果、見込みが低いと分かったら早めに終了条件に乗せられるため)。

スコアリング(合計10点):まずはこの5項目だけ

スプレッドシートでもCRMでもOKです。項目を増やすほど運用が壊れるので、最初は5項目に固定します。

  • 期限(0〜3点):いつまでに検討/導入したいかが分かっている(例:今月中=3 / 四半期=2 / 未定=0)
  • 体制(0〜2点):意思決定に必要な人が分かっている(担当者のみ=1 / 上長・決裁者の存在まで=2)
  • 課題の具体度(0〜2点):現状と困りごとが具体(例:件数・工数・失注理由などが出る=2)
  • 次アクション確度(0〜2点):次回連絡日/打ち合わせ/資料送付などが“確定”している(確定=2 / 候補のみ=1 / 未設定=0)
  • 接触の新鮮さ(0〜1点):直近7日以内に会話または返信がある(ある=1 / ない=0)

運用手順(毎週15分):優先10社を固定する

  1. 5分:全案件をスコア順に並べる(同点なら「次アクション確度」が高い方を優先)
  2. 5分:上位10社を「今週の優先10」に確定(ここは会議で迷わない)
  3. 5分:優先10社それぞれに今週やることを1つだけ書く(例:日程打診/上長同席の打診/資料の一部差し替え/終了条件の提示)

「今週やること」を1つに絞るコツ(タスクが増える事故を防ぐ)

  • “調査する”ではなく相手に出すアウトプットにする(例:メール文/候補日3つ/質問3つ)
  • 1社に対して同じ週に複数チャネルを乱発しない(例:架電→メール→フォームの順番を決める)
  • 次回連絡日が決まらない案件は、優先10に入れても「期限を置く」アクションを最優先にする

コピペ用:優先10社リスト(最小テンプレ)

【今週の優先10社】(YYYY/MM/DD週)

1. 会社名:
   スコア:/10(期限__ 体制__ 課題__ 次アクション__ 新鮮さ__)
   今週やること(1つ):
   次回連絡日:YYYY/MM/DD

2. 会社名:
   スコア:/10(期限__ 体制__ 課題__ 次アクション__ 新鮮さ__)
   今週やること(1つ):
   次回連絡日:YYYY/MM/DD

(…10社まで)

よくある落とし穴(小チーム向けの注意)

  • スコア項目を増やしすぎる:運用が止まるので、まずは5項目固定(必要なら後から入れ替え)
  • 優先10を毎日入れ替える:現場の手が止まるので、原則は「週単位で固定」
  • 次回連絡日が空欄:優先順位以前の問題。空欄のままにしないルールを先に決める

優先順位づけは、精密さよりブレない運用が大事です。まずはこの形で「今週の10件」を固定し、朝会で迷う時間を削りましょう。

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