目次
WordPress管理画面に入れない時の“公開ルート”(SSH + WP-CLI)
WordPress運用では、いつでも管理画面(wp-admin)に入れるとは限りません。
パスワードが手元にない、2段階認証が絡む、権限が足りない――そんな理由で作業が止まることがあります。
状況によっては、SSH + WP-CLIで「下書き→更新→公開」まで進められるケースがあります。
本記事では、接続情報などの詳細は伏せつつ、運用上の考え方と手順の全体像を整理します。
前提(重要)
- 権限がある範囲でのみ実施する(勝手に触らない)
- 認証情報(鍵・トークン・PW)は公開の場に貼らない
- 本番は「できたつもり」が事故になるので、必ず検証する
結論:管理画面が無理でも、別ルートがある場合がある
WordPressはデータベース(投稿データ)とPHPの実行環境が動いていれば、コマンドラインから投稿を操作できます。
代表例が WP-CLI です。
管理画面ログインが詰まった場合でも、サーバに安全に入れる状態(SSH)と、WordPressルート配下でWP-CLIが実行できる状態が揃っていれば、最低限の更新作業は進められることがあります。
やること(手順の粒度:運用視点)
細かい接続情報は伏せて、流れだけ。
- サーバに入れることを確認(SSH)
- WordPressのルートに移動(wp-config.php がある場所)
- WP-CLIが動くか確認
- 例:既存ページ/投稿のタイトルを1件取得してみる
- 目的:DB接続・権限・PHP実行の疎通確認
- 新規投稿を作る(まずは下書き推奨)
- 本文を入れて更新(ファイルから流し込みが安全)
- 公開して表示確認(URLを実ブラウザで見る)
ハマりどころ:『成功』と出ても、本文が反映されていないことがある
WP-CLIで投稿を作成できても、post_content が空になるケースがありえます。
- 一覧にはタイトルだけ出るので、一見「公開できた」ように見える
- 対策は、作成直後に post_content を取得して検証する
「公開URLが出た=OK」ではなく、DBに入った中身で判断した方が安全です。
運用で大事なポイント(小さくまとめ)
- ハンドブックを作っておく:接続名、ルート、確認コマンドなどを1枚に
- 最小権限:できれば投稿操作だけできる権限で運用
- 秘匿情報は外に出さない:鍵・トークン・PWを貼らない
- 検証を固定手順化:作成→取得→ブラウザ表示確認をセットにする
まとめ
管理画面が使えない時に作業が止まるのは、運用としてはよくある話です。
ただ、環境が許せば「SSH + WP-CLI」という別ルートで、最低限の更新を進められることがあります。
大事なのはテクニックよりも、安全(情報の扱い)と検証(反映チェック)を手順に組み込むことです。
